blog: 2023年(かんたんな)総括
本年は比較的(というか後にも先にもこれ以上ないであろう)穏やかな年末だったので、リフレッシュ休暇を使わせていただき、12/25(月)をもって仕事納めとしました。来年の目標を考えるにあたり、まずは今年の総括をしてみたい。
毎年していることで、今年も年始にいくつか目標を立てた。研究活動の目標は、博士号取得以降毎年立てている「筆頭論文アクセプト年3本(うち2本は国際誌)」という目標と、「科研費(若手研究)のプロジェクト推進」という目標を立てていた。
論文公表については、おかげさまで目標(ノルマ)を達成することができ、筆頭論文としては計4本の論文を公表することができた。
- Kida, R., Suzuki, R., Fujitani, K., Ichikawa, K., & Matsushita, H. (2023). Interprofessional Team Collaboration as a Mediator Between Workplace Social Capital and Patient Safety Climate: A Cross-Sectional Study. Quality Management in Health Care. https://doi.org/10.1097/QMH.0000000000000421
- Kida, R., & Takemura, Y. (2023). Relationship between shift assignments, organizational justice, and turnover intention: A cross-sectional survey of Japanese shift-work nurses in hospitals. Japan Journal of Nursing Science: JJNS, e12570. https://doi.org/10.1111/jjns.12570
- Kida, R., Yumoto, Y., & Ogata, Y. (2023). Workplace social capital mediates the relationship between authentic leadership and three dimensions of organizational commitment of hospital nurses: A cross-sectional study. Japan Journal of Nursing Science: JJNS, e12526. https://doi.org/10.1111/jjns.12526
- 木田亮平, 北村言., 磯部環., & 武村雪絵. (2023). 全国の認定看護管理者所属施設の分布及び所属の有無と関連する二次医療圏・施設特性―地理情報システムを用いたオープンデータ分析―. 日本看護科学会誌, 43, 305–314. https://doi.org/10.5630/jans.43.305
上記論文の一部もそうだが、2022年から執筆を始めたものもあるため厳密に2023年の活動実績であるかどうかは考え方次第だが、研究者として継続的に研究成果を発信するという意味では、公表(アクセプト)時点でようやく達成となる。なので例年公表(アクセプト)時点の年次をその年の業績としてカウントすることにしている。
本年は計4本ということで、博士号取得以降継続して立てている「筆頭論文アクセプト年3本(うち2本は国際誌)」という目標は達成でき、ひとまず安堵、というところだ。
「科研費(若手研究)のプロジェクト推進」という目標については、単純な進捗、という意味ではおおむね順調に進捗している。しかしながら、内容的にはなかなか期待するような進捗は得られておらず、評価値としては「60点」といったところだろう。研究プロジェクトが目指すところを研究対象者の方々と共有すること、Administrative dataを調査票で取得すること、適切な調査時期の設定など…まだまだ研究者として未熟な部分を認識することができたことは良かった点だが、もう少しプロジェクトとして改善すべき点・検討すべき点が見つかったことも事実なので、来年以降の糧としたい。
補足として、毎年「何らかの新しい視点を自分に取り入れる」ということも意識している。そういう意味で今年は地理情報システムやオープンデータを研究に取り入れた。地理情報システムを用いた研究では、はじめの第一歩として演習的に実施した分析を論文公表まで完遂することができた(日本看護科学学会誌, 43, 305-314)。オープンデータを用いた研究は、少々データの取り扱いに難渋しているが、ある程度目処がたってきたので、来年結果の公表まで行ければ良いな、と思う。
社会貢献活動の目標は「(主に臨床看護師の)研究スキル向上のための活動を行う」という目標を立てた。この目標については、外部講師としてお声かけいただいた場所では精力的に活動できたと思う。研究の素養がない臨床看護師の方々に研究指導するという無理難題難しいお題に対し、研修後にはおおむね好意的なアンケート結果をいただいているので、改善すべき点は改善しつつ、継続して活動していきたい。
以上、2023年のかんたんな総括だが、2024年末に見返した時と比べてみるのを、今から楽しみにしている。